クイズ形式で学ぶ!鑑定人試験対策:鉄筋コンクリート構造

モルタルやセメントの性質、コンクリートの強度や耐久性、内部仕上げや内部造作材の選択、基礎設計、耐力壁の構造、防水方法、鉄筋コンクリートの規定、階段の設計、コンクリートブロックの分類など、建築における多様な材料と技術が網羅されています。

鉄筋コンクリート

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コンクリートの( 4 )は、所要の強度・耐久性やワーカビリティーが得られ、経済性も満足するように、所定の手順で決める。

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硬化後に均質なコンクリートをつくるためには、良好な( 3 )の骨材を用いる。

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セメントは、( 2 )によって発熱する。

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モルタルは、( 1 )を練り混ぜたものである。

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( 4 )の大きいコンクリートほど流動性は大きいが、分離やブリーディングが生じやすい。

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コンクリートの種類は、( 3 )によって、普通コンクリートと軽量コンクリート1種および2種に分けられる。

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コンクリート用練混ぜ水として( 2 )以外を用いる場合は、コンクリートの硬化を妨げたり、鉄筋をさびさせるような有害物質が含まれていないかを確かめるために水質試験を行う。

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公称直径 9.53mm の異形鉄筋の呼び名は、( 1 )と示す。

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コンクリート用練混ぜ水として「 」以外を用いる場合は、コンクリートの硬化 をさまたげたり、鉄筋をさびさせるような有害物質が含まれていないかを確かめるた めに水質試験を行う。

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普通コンクリートに比べて、気乾単位容積質量の小さいコンクリートを「 」 コ ンクリートという。

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セメントは、水を加えなくても空気中の水分や二酸化炭素の影響で水和作用を起こ す。これを「 」という。

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焼却灰や汚泥などをリサイクルして作られるセメントは、「 」 である。

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トラックアジテーターで工事現場に運搬されるフレッシュコンクリートを( 4 )という。

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夏季の工事や大断面の構造物に適したセメントに( 3 )がある。

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AE 剤を用いたコンクリートの空気量は( 2 )を標準とする。

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コンクリートの圧縮強度は、( 1 )が大きいほど小さくなる。

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普通コンクリートに比べて、気乾単位容積質量の小さいコンクリートを( 4 )コンクリートという。

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セメントの強度は、( 3 )とともに上昇し、その上昇速さはセメントの種類によって異なる。

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フレッシュコンクリートは、打込み直後から練混ぜ水の一部が分離して、コンクリートの上面に上昇する現象が起こる。これを( 2 )という。

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直径 16mm の丸鋼の表示方法は、( 1 )と示す。

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鉄筋コンクリート構造の特徴

鉄筋コンクリート構造は、圧縮力に強いコンクリートと引張力に強い鉄筋の特性を十分に発揮させるように、両者を組み合わせた一体構造である。
また、熱や錆にたいしても鉄筋コンクリートはたがいの欠点を補っている。

鉄筋コンクリートの長所
①地震や風の力を受けても躯体の変形が小さい。
②アルカリ性のコンクリートが、鉄筋を被覆してさびにくくしているため耐久性に優れる。
③コンクリートは不燃材料であり、熱に弱い鉄筋は熱を伝えにくいコンクリートでおおわれてるので、耐火性に富む建築物となる。
④固まる前のコンクリートは流動性があり、あらかじめ鉄筋が囲まれた型枠に流し込めるので、自由な形状の構造物を作ることができる。
⑤質量の大きい材料を一体化した構造なので、遮音性・気密性に優れる。

鉄筋コンクリートの短所
①コンクリートは強度が大きくないので、必要とする強さを得るためには柱・梁の断面寸法が大きくなり、有効利用できる面積が小さくなる。
②コンクリートが固まって所定の強度が得られるまでの日数が掛かり、現場での施工が多く工期が長くなる。

コンクリートについて

コンクリートは、水・セメント・細骨材・粗骨材から作られる。
セメントと適量の水を練り混ぜたものをセメントペーストという。
セメントと水・細骨材を練り混ぜたものをモルタルという。

セメント

セメントは水和作用に伴い発熱する。
これを水和熱といい、凝結・硬化の促進に役立つ。しかし、コンクリートの体積が大きい場合には、表面と内部の温度差が大きくなり、ひび割れが発生する可能性がある。

セメントは水を加えなくても空気中の水分・二酸化炭素の影響で水和作用を起こす。これを風化といい、セメントの密度は小さくなる。

セメントを保管するには、湿気に触れされないように注意する。搬入後2か月以上、経過したセメントは品質試験を行う。

コンクリート用の練り混ぜ水は、上水道水がコンクリート用練り混ぜ水して理想とされており、それ以外を使用する場合はコンクリートの硬化を妨げたり、鉄筋をさびさせるような有害な物質が含まれていないかを確かめるために水質試験を行う。