クイズ形式で学ぶ!鑑定人試験対策:機械に働く力

比較的、質問文からも何となく答えが出てきそうな出題項目。
配点も各2点と高めの設定となっているため、是が非でも6~8割正解を出したい項目です。
過去数年間の出題歴を見ても、8割近い出題実績がある項目であり高配当・出題頻度が高い項目!

過去問題を反復練習することで、効率良く学習して頂けるかと存じます。 是非、鑑定人試験の対策にお役立て下さいませ。
※以下のクイズ問題は、損害調査鑑定人試験3級の過去問題から抜粋しております。

機械に働く力

1 / 15

きわめて短い時間に、運動量を変化させるには、非常に大きな力を必要とするが、この非常に短い時間に作用する力を( 4 )という。

2 / 15

時間に対して速度の変化する割合を( 3 )という。

3 / 15

大きさが等しく、たがいに逆向きの平行な2力は、合成して一つの力にすることはできない。この大きさが等しく、逆向きで、平行な一対の力を( 2 )という。

4 / 15

「物体に外から力が働かないかぎり、その運動の状態は変わらない。」これを( 1 )の法則という。

5 / 15

機械や構造物の各部分は、実際の使用に際し、静荷重だけを受けることは少なく、各種の荷重を繰返し受けることが多いので、このような場合には、基準強さとして( 3 )をとる。

6 / 15

材料に一定の引張荷重を長時間加えると、時間の経過とともにひずみが増加する。このような現象を( 2 )といい、特に高温では破壊につながる場合もある。

7 / 15

応力は、( 1 )を材料の断面積で除して求める。

8 / 15

物体に1Nの力が働いて1mの距離を移動したときの仕事を1( 4 )という。

9 / 15

運動量の変化は、( 3 )に等しい。

10 / 15

等速円運動をする物体には、向心力に対して大きさが等しく逆向きの力が働いていると考えられる。この力を( 2 )という。

11 / 15

物体には、その点を支えるときは、物体の姿勢にかかわらず必ずつり合いを保つ点がある。この点を( 1 )という。

12 / 15

円運動では、速度を示すのに単位時間あたりの回転角の変位量で表し、これを( 4 )という。

13 / 15

単位時間にした仕事の割合を( 3 )といい、力と速度の積で表すこともできる。

14 / 15

運動方程式は、運動の第( 2 )法則を式で表したものである。

15 / 15

一つの物体に多くの力が同時に働く場合、任意の点のまわりの力のモーメントは、それぞれの力のモーメントの( 1 )になる。

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力の合成と分解

物体に力が働くとき、力の大小により物体に与える効果が異なる。
また、同じ大きさの力でも力が働く一の違いや、力の働く向きによりその効果が異なる。
したがって、力を表すには力の大きさ、力の働く作用点と力の働く向きを表す必要がある。
力の方向を示す線を力の作用線という。

力の合成

一つの物体に二つ以上の力が働くとき、それらの力の効果と等しい効果を表すような一つの力を求めることを力の合成といい、合成された力を合力という。

力のモーメントと偶力

物体の回転に対する力の働き、効果を力のモーメントという。
一つの物体に多くの力が同時に働く場合、任意の点のまわりの力のモーメントは、それぞれの力のモーメントの和になる。

偶力

大きさが等しく、たがいに逆向きの平行な2力は、合成して一つの力にすることはできない。
大きさが等しく、逆向きで平行な一対の力を偶力という。
偶力がもつ、回転させようとする働きを偶力のモーメントという。

重心

物体には、その点を支えるとき、物体の姿勢にかかわらず必ずつり合いを保つ点がある。この点を重心または質量中心という。

運動

速度

物体が時間と共に、その位置を変える事を運動という。
物体の一の変化を変位といい、時間に対する変位の割合を速度という。

※運動の法則

「物体に外から力が働かない限り、その運動の状態はかわらない」これを運動の第一法則という。
力が働かなければ、運動している物体は、等速直線運動を続けるし、静止している物体は、静止の状態を続ける。物体のこのような性質を慣性といい、この法則を法則を慣性の法則という。

「物体に力が作用した時、生じる加速度の向きは、力の向きと一致し、その大きさは力の大きさに比例する」これを、運動の第二法則という。

「物体Aが物体Bに力を働かせたときは、同時に物体Bも物体Aに力を働かせたことになる。その力は、大きさが等しく逆向きである」これを運動の第三法則といい、作用反作用の法則という。

向心力と遠心力

円運動で向心加速度を生じさせる力を向心力という。
等速円運動をする物体には、向心力に対して大きさが等しく逆向きの力が働いていると考えられる。この力を遠心力という。

衝撃力

きわめて短い時間に、運動量を変化させるには、非常に大きな力を必要とする。このように、非常に短い時間に作用する力を衝撃力という。