- ガス給湯器の能力は号数で表わし、水温の上昇を 25Kとしたときの出湯量1L/min を1号という。
水温の上昇を 25K(ケルビン)としたときの出湯量1L/min を1号という。25Kは水温の上昇を25℃と同じ意味で使用されることがあります
- 給水方式のうち、直結直圧方式は、水道本管内の圧力が低いときや近隣の建物が同時に水を使用するときは圧力が低下し、高台や水道本管の末端付近では給水ができないことがある。
直結直圧方式では、水道本管から直接建物に給水されるため、本管内の圧力が低い場合や近隣の建物が同時に水を使用する場合、圧力が低下することがあります。また、高台や水道本管の末端付近では、本管内の圧力が十分でないことから給水ができない場合があります。
- 水管ボイラは、丸ボイラより高温高圧大容量に適した構造であるが、保有水量が多いため立上り時間が長い。
実際には、水管ボイラは丸ボイラ(炉筒煙管ボイラ)に比べて保有水量が少ないため、立上り時間が短いという特徴があります。
- 水道本管に建物が使う水を直接供給するだけの送水能力がない場合、貯水槽が設置される。
水道本管に建物が使用する水を直接供給するだけの送水能力がない場合、貯水槽が設置されることがあります。
- 各個通気管は、器具トラップのあふれ縁より 150mm 下方で通気横枝管を経て通気立て管に接続する。
各個通気管は器具トラップのあふれ縁より上方で通気横枝管に接続する必要があります。
- 敷地排水管は、排水横主管の終点から下水道の公共ます、または管きょに接続するまでの配管部分をいい、敷地内の雨水、その他の排水を合流する管きょは含まない。
敷地排水管は敷地内の排水を集めて下水道の公共ますや管きょに接続するまでの部分を指すため、敷地内の雨水やその他の排水を合流する管きょも含まれます。
- 給水方式のうち、高置水槽方式は、水道水をいったん受水槽に貯水し、ポンプで建物最高所にある高置水槽に揚水し重力によって給水する方式である。
高置水槽方式は、水道水をいったん受水槽に貯水し、ポンプで建物最高所にある高置水槽に揚水し、重力によって給水する方式です。
- 雨水立て管は、排水立て管および通気立て管と兼用することができる。
雨水立て管は、排水立て管および通気立て管と兼用することはできません。
- 通気管は、排水系統の空気の出入りを自由にして排水の流れを円滑にするとともに、下水ガスの自然換気を行う。
通気管の役割は、排水系統の空気の出入りを自由にして排水の流れを円滑にすることに加えて、下水ガスの自然換気を行うことです。これにより、排水トラップの水封が保持され、悪臭や有害ガスが室内に侵入するのを防ぎます。
- LPG は天然ガス・石油から製造され、プロパンやブタンなどを主体とするガスを圧縮し液化したものである。
LPG(液化石油ガス)は、天然ガスや石油から製造され、プロパンやブタンなどを主体とするガスを圧縮して液化したものです。
- 給水方式のうち、建物の構造上の理由などにより高置水槽が設置できない場合は、圧力水槽方式が用いられる。
建物の構造上の理由などにより高置水槽が設置できない場合は、圧力水槽方式(加圧給水方式)が用いられます。
- 衛生器具の材質には、ほうろう鉄器やステンレス鋼板などがあるが、プラスチックを使用してはならない。
衛生器具の材質には、ほうろう鉄器やステンレス鋼板などの他に、プラスチックも使用されています。
- 飲料水に係る機器・装置の排水では、排水管端と水受け容器の間に、管径に応じた距離の排水口空間を確保しなければならない。
飲料水に係る機器・装置の排水では、排水管端と水受け容器の間に適切な距離の排水口空間(エアギャップ)を確保することが必要です。
- 都市ガスの種別は、ウォッベ(ウォッペ)指数と燃焼速度で区分される。
都市ガスの種別は、ウォッベ指数と燃焼速度で区分されます。
- 排水槽の底部は、吸込みピットを設けるが、吸込みピットに向かって勾配をつける必要はない。
排水槽の底部に吸込みピットを設ける場合、吸込みピットに向かって勾配をつけることが必要です。
- 水道法では、水道によって供給される水の水質基準が 30 項目規定されており、この基準に適合したものが水道水として供給されている。
現在、水道水の水質基準は51項目が定められており、この基準に適合したものが水道水として供給されています。
- 給水装置において、複数台のポンプを直列に設置することはできるが、並列に設置することはできない。
給水装置において、複数台のポンプを直列に設置することも、並列に設置することも可能です。
- 排水トラップにおいて、Sトラップは封水が破られやすい欠点がある。
Sトラップは封水が破られやすいという欠点があります。
- 排水槽は、通気装置以外からにおいがもれないよう気密につくり、60cm 以上の密閉型のマンホールふたを設ける。
排水槽は、通気装置以外から臭いが漏れないように気密に作られ、60cm以上の密閉型のマンホールふたを設けることが求められます。
- 都市ガスの供給方式である高圧供給方式の供給圧力は、10 MPa 以上である。
高圧供給方式の供給圧力は、一般的に1 MPa以下です。
- ステンレス鋼管は、耐食性などに優れており、給水や給湯管などに用いられている。
ステンレス鋼管は耐食性に優れており、給水や給湯管などに広く用いられています。
- 給水方式のうち圧力水槽方式は、建物の構造等の問題で高置水槽の設置が困難な場合に用いられる。
圧力水槽方式は、建物の構造上の理由などで高置水槽の設置が困難な場合に用いられる方式です。
- 洗浄弁式では、給水圧力として最低 50kPa 以上が必要とされている。
洗浄弁式のトイレでは、給水圧力として通常最低でも70kPa以上が必要とされています。
- 建物の排水方式は、下水道の種類により合流方式(合流式)と分流方式(分流式)に分類できる。
建物の排水方式は、下水道の種類により合流方式(合流式)と分流方式(分流式)に分類できます。
- 阻集器には、グリース阻集器、プラスタ阻集器、アルコール阻集器などがある。
阻集器には、グリース阻集器(グリーストラップ)、プラスタ阻集器(プラスター捕集器)などがありますが、アルコール阻集器というものは一般的には存在しません。
- 必要な箇所ごとに湯沸し器などの加熱装置を設置し、給湯する方式を局所(式)給湯方式という。
必要な箇所ごとに湯沸かし器などの加熱装置を設置し、給湯する方式は局所給湯方式(または局所式給湯方式)といいます。
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